またその富は不幸な出来事によってうせ行くことである。それで、その人が子をもうけても、彼の手には何も残らない。
あなたがたは多くを望んだが、見よ、それは少なかった。あなたがたが家に持ってきたとき、わたしはそれを吹き払った。これは何ゆえであるかと、万軍の主は言われる。これはわたしの家が荒れはてているのに、あなたがたは、おのおの自分の家の事だけに、忙しくしている。
神は、その心にかなう人に、知恵と知識と喜びとをくださる。しかし罪びとには仕事を与えて集めることと、積むことをさせられる。これは神の心にかなう者にそれを賜わるためである。これもまた空であって、風を捕えるようである。
あなたの目をそれにとめると、それはない、 富はたちまち自ら翼を生じて、 わしのように天に飛び去るからだ。
まことに人は影のように、さまよいます。 まことに彼らはむなしい事のために 騒ぎまわるのです。 彼は積みたくわえるけれども、 だれがそれを収めるかを知りません。
その収穫は飢えた人が食べ、 いばらの中からさえ、これを奪う。 また、かわいた者はその財産をあえぎ求める。
主の宮の宝物と、王の宮殿の宝物を奪い去った。彼はそれをことごとく奪い去り、またソロモンの造った金の盾をみな奪い去った。
そしてあなたの家で生き残っている人々はみなきて、彼に一枚の銀と一個のパンを請い求め、「どうぞ、わたしを祭司の職の一つに任じ、一口のパンでも食べることができるようにしてください」と言うであろう』」。
わたしは日の下に悲しむべき悪のあるのを見た。すなわち、富はこれをたくわえるその持ち主に害を及ぼすことである。
彼は母の胎から出てきたように、すなわち裸で出てきたように帰って行く。彼はその労苦によって得た何物をもその手に携え行くことができない。
そして言った、 「わたしは裸で母の胎を出た。 また裸でかしこに帰ろう。 主が与え、主が取られたのだ。 主のみ名はほむべきかな」。
たとい彼が生きながらえる間、自分を幸福と思っても、 またみずから幸な時に、人々から称賛されても、